筆文字の思い出

鎌倉からのお客様と筆文字の思い出話

2014年6月の話です。今日の主人公はTさん。鎌倉から「よか風」に来てくれました。遠いところ本当にありがとうございます。今日の話にはたくさんのイニシャルが出てきます。読みにくいかもしれませんがTさんと仲良くなり今回Tさんがよか風へ来るまでには欠かせない人たちばかりです。想像しながら読んでみてください。

いろんな空間と時間が絡みあう筆文字の思い出

毎年、唐津くんちで書ライブをやっていました。唐津くんちとは佐賀県唐津市の唐津神社のお祭りです。唐津くんちでの書ライブは10年近くやっています。あるとき家族の名前を書きました。唐津くんちではお祭り期間中3日間に100人以上に書くのでゆっくり話す時間はほとんどありません。書いてから数日後1通のメールが届きました。「先日書いてもらったAです。横浜で書ライブをやれそうなスペースがあるので来ませんか?」と。いろいろやりとりしていくなかで交渉成立。横浜での書ライブをやることになりました。

 

そのとき会場の担当者に付けてくれたのがTさんです。書ライブ期間中いろいろこまごましたことを頼みました。電気のことから戸締りのことからお客さんのことまで。その間で時間のあるときは二人でこれまでに行った「旅」の話をしました。わたしは「京都・屋久島」の話を、Tさんは「南米」の話を。書ライブが始まりわたしが旅先であった人が続々ときました。

 

関東で初めて書ライブをやるのにたくさんの旅人が来るので、Tさんは不思議そうな目をしていました。でもだんだん書ライブ会場の空間が旅先のような空気に包まれていき、Tさんも旅先で出会う人のようにお互いがおしゃべりし始めました。わたしは理想とする空間ができ、その光景を見て微笑んでいました。京都であったRはTさんと仲良くなり、関東でみんなで週末バーベキューをやるようになりました。京都に実家があり東京で働いているIは、Tさんの京都旅行とIの帰省と重なり京都で遊んでいました。

 

ゴクラクカリー

 

唐津くんちから吹いた風は横浜まで届き、横浜でわたしが旅した京都の風と屋久島の風と合流し、いろんな場所で、いろんな人と、つながるようになりました。以前、記事を書いたシンガポールで会った健ちゃんは京都であったRの友達で、R発信の風です。風は吹き抜けていくので、もはやどこが発信源かもわからなくなり舞い戻ってくることもあります。あの唐津くんちから吹いた風は横浜まで届き100人以上に(もっと多いかも)確実に届き、今も心地よく吹いています。

 

そんなTさんは今は独立して鎌倉でカレー屋さんをやっています。もうすっかりわたしたちは仲良しなんですが、このイニシャルの誰かが欠けていると、わたしたちは会っない可能性もあります。辿っていけば唐津くんちでした。唐津くんちで会ったAさんのあのメールから始まりました。先日よか風へ来店したときは話は尽きることなく気付けば7時間も話していました。過去の思い出話もありましたが楽しいこれからの話に、どれも着地していました。この人たちがいる限り、日本のどこかで、よか風は吹き続けます。



よか風写真ギャラリー


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