白川静で旧字体漢字の兄を読み解く

旧字体漢字の兄の成り立ち

旧字体漢字の兄

旧字体漢字:兄
会意:年長者である人(兄)が口(祝詞)を頭上に載せたもの。

 

旧字体漢字の兄。会意です。

 

白川静の辞書によると口と人を組み合わせ形。
祈祷の器を頭上に掲げ祈っている様子。

 

そう思って書いてみました。
人が祝詞を掲げているでしょ。


旧字体漢字の成り立ちを逆算してみる

漢字の成り立ちは現象を絵にしてさらに簡略化して漢字になりました。複雑な漢字も現象を簡略化したものです。象形文字も簡略化されたもの。メールで使う絵文字も人の顔を簡略化しています。

 

視点を変えて逆にしてみるとおもしろいことが見えてきます。

 

漢字の成り立ちからの逆算です。簡略化された漢字を現象に近づけていきます。漢字に少し動きを持たせもともとある意味へと近づけていきます。

 

そうやって書いたのがこの旧字体漢字の兄です。

 

旧字体漢字の兄

 

ちょっとまとめてみると

 

漢字の成り立ち

 

現象>簡略化>漢字

 

気持ちを込めてを書くのは

 

漢字>複雑化>現象

 

これが自由自在にできれば味のある書が書けます。

兄の付く漢字の意味を考えてみる

の付く漢字も興味深いです。

 

祝・呪・競・況・悦など

 

兄と組み合わせるものによって随分意味が違ってきます。違いの幅の大きさにびっくりです。

 

祝と呪は大きく違います。もしかしたら奥の深い意味では同じなのでしょうか。

 

は競うように神を祭ること

 

は神の啓示を得て悦楽に入ること

 

はその悦楽の状態

 

白川静の辞書によるといろいろなことが見えてきます。

旧字体漢字の兄と津軽三味線の吉田兄弟の戦場のメリークリスマス

この旧字体漢字の兄を見ていたら津軽三味線の吉田兄弟を思い出しました。

 

いろんな音楽があるのですがもうすぐクリスマスなので戦場のメリークリスマスを聞いています。

 

吉田兄弟もお兄さんが祝詞を入れる器を運ぶ役目なのでしょうか。

 

こんな視点で三味線の旋律を聞くのもおすすめです。

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